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ボクとボツネタ
こんばんは、ミタヒツヒトです。
さきほどの地震、みなさんは大丈夫でしたでしょうか。
こんなときに更新していいものかな、とも少し迷ったのですが、楽しみにしてくださっている方も多いので、こうして更新することにします。

と、そんなわけで本日はC83に向けた新作「ボツネタ通りのキミとボク」についての告知をさせていただきます。



そんなわけで今週より公開しております、
「ボツネタ通りのキミとボク」の特設サイト!

この画像をクリックすると特設サイトにジャンプできますよっ。

ボツネタ通りに迷い込んでしまった文芸部員が、壊れかけのボツネタの世界「ボツネタ通り」を救う物語です。たぶん。

と、そんなわけでこの企画について概要をお話しましょうか。
色々と書きすぎちゃったので宣伝らしい宣伝は明日やろう、そうそう明日。

ちょっと長くなるけど、この作品をどうして作ったか、ってお話をします。
この企画、言ってしまえば僕とすずめくんのわがままなんです。
だっておかしいと思いませんか?「空ル・再」が延期しているんですよ。
確実にそっちを出して、っていうか一日も早く出すべきですよね。普通の神経してるなら。
告知だけ出していつになったら出るの、なんて釣りもいいとこです。バーボンハウスみたいなものです。

延期に次ぐ延期はノベルゲームの常と言って慰めて下さる方も多いけれど、それは受け手側の話であって作り手の話ではない。よね。
分かってるならそうしろよ、という声も聞こえて来そうですが、うん、本当に申し訳ないと思ってます。

この作品を「つくろう!」と思ったキッカケは、冬コミに当選したことでした。
冬コミは冬コミでも、壁です。壁サークルというのは同人作家にとってはある種の目標みたいなもので、なんというか感じ入るものがあったのです。
というのも、超水道にとって2012年は、なかなかにヘヴィな年であったからに他なりません。

星海社の、あの太田さんから声をかけていただいたり本に載ったり色々なよいこともありましたが、それ以外にも、創作と関係のない部分、つまり個人の努力と才能ではどうにもならない領域での問題が頻発したのです。
長いこと創作に浸りきりだった超水道メンバー、とくにぼくは、創作に浸りきりだったので、そういうことへの抵抗力が弱まっていたことは否めないかな、と思います。
愚かなことに、自分たちがけっこうヤバい袋小路に追い込まれていることに、僕らは気づいていなかったような気がします。

そして、限界は目に見えるものになり始めました。
泥沼を一生懸命走りながら、「篠原渚のノート」を制作していましたが、すずめくんの怪我をきっかけに延期。
そこからさらに派生して、比較的ラクに作れるはずだった「森川空のルール」のリメイクも延期。
裏でお受けしていたお仕事なんかも、実を言うとほとんど凍結してしまっていたり。

というか、超水道自体、新しい作品を作れなくなっていました。
これは本当のことで、解散の危機と言ってもよかったと思います。


手元にあるのは、中途半端に残ったデザイン画、キャラクター設定、プロット、インターフェイスのアイデアなどなど。
どれも、超水道が必死にもがいた大切な記録ではありますが、僕らを救い上げてくれるものでは到底ありません。
それは破片に過ぎないし、もし繋ぎ合わせたとしても、元から欠けているものですし。

そんなところに、壁サークル当選のお知らせ、です。
こんなことを言うのもアレですが、何かの皮肉であろうか、なんてことを考えました。

すぐに、超水道会議を開きました。
だれからともなく、こんな言葉が出ました。
「最近、超水道での作品作りが面白くない」
だれも反論しませんでした。本当のことでしたから。
斑くんがテストを寝過ごして留年とか、佐々木くんが出席足りなくて留年とか、少し話題の遠回りをしてから、結論に辿り着きました。

いつの間にか、制作がただの作業になってしまっていたんではないか、と。
やりたくて始めたことが、ただのタスクになってしまっていたのではないか、と。
でもそれは将来にかけてものを作っていくなら避けられないことだし、できなくてはいけないことです。
しかし、コミケでくらい、タスクじゃないものを作るべきではないのかと。コミケは同人の祭典。同人は自主活動。元来、需要はそこには関係ない。

何かをつくろう。自分たちが作りたいものを。需要なんて関係なかったらどうしたい?と。
自分たちは何をつくりたい?

その「何か」を考えて、後ろを振り返ったときにまず最初に目に入ったのは、今年の様々な問題の中で作られてはボツっていった様々な作品たち。
最後まで考えられなかったプロット、最後まで詰め切れなかったキャラクターデザイン。
このボツネタたちと、もう一度向き合って、そして、対話をしてみたい。
彼らは僕らをどう思っているんだろう。僕らに何を伝えてくれるんだろう。
ちょっとだけでいいから、ボツネタの住まう場所、そう、たとえば「ボツネタ通り」みたいなところから、僕らに語りかけてはくれないかな。
そう思って作り始めたのが、「ボツネタ通り」なのであります。

「つくる」ことで救われるのは、読者だけじゃなくて。
主人公の熱意に、ヒロインの涙に、ひょうきんなサブキャラに、一番アツくなって、一番泣いて、一番笑ったのは、その作り手自信だったりするわけで。



だから超水道はつくることをやめない!!!!!!

ではまた!!!!!
author:ミタヒツヒト, category:-, 20:53
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