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時には去年末の話を
こんばんは、ミタヒツヒトです。

「ボツネタ通り」受賞の件で沢山の方に祝福のお言葉を頂きまして、本当に嬉しく思っております。
デザイナー陣のお二人から貰ったイラスト、うれしいから貼っちゃうもんね。二枚とも。






眉毛くん、めいじさん、本当にありがとう!!大好き!


賞を取るのって、何だか変な感じですね。
評価という評価をいただくのは初めてですから。
ちょっとそんな話をしようかな。
例によって長いので、めんどうな方は、一番下の「お待ちかねのビッグなお知らせ」って文字が見えるまでスクロールしちゃってください。それさえ読んで頂ければことは足りるので…。
やっぱり自分の文章は小説になっちゃうというかブログっぽくならないというか、駄目な感じなので…。

・ボツネタという自己満足

ボツネタ通りがこんなにウケるとは思わなくてびっくりなんですよ。
ボツネタ通りは言ってみれば自分たちに向けて書いたもので、100歩譲っても他の作り手向けみたいなもので。
だってボツネタじゃないですか。自己満足ですよ。中学生の子が完結しない自作小説の世界観を勝手に繋げてニヤニヤしているのと変わんないわけだし。
でも、妙にピュアだからこそ濃い感情を書けたと思うし、作り手にしかわかえりえないことをいっぱい書いたりして、楽しく書くことができたんですよね。
書き終わったのはコミケの日の午前二時だったとしても、それは変わらなくて。変わらなかったんです。
(ただ校閲をやってくださった蜂八憲さんにはご迷惑をお掛けしましたすいませんでした)
そこから立ち絵を入れて、コミケの開場時間に完成しないことがわかって、リカバリーのために最適なスタッフの布陣を考えなおして。
商業デビューした年の締めくくりとは思えないくらいバタバタして、どうしようもなく無計画で、勢いだけのどうしようもない運営で。
だって最初のサークル参加で売上ゼロだった悔しさから始まった超水道が初めての壁サークルになったっていうのに遅刻してしまうわけで。
遅れてペナルティ食らったくせに持ってった衣装(エプロン)とかはきっちりつけてしまうし。

・遅刻のいいわけなんてしていいわけ!?

今だから言えるのだけれど、頒布物を諦めれば、遅刻しない時間に余裕を持ってイベント会場に馳せ参ずることは不可能ではありませんでした。
具体的に言うと"ボツネタ通り for windows"ですね。
スクリプトの打ち込みに入ったのが3時くらいだったかどうだったか。計算すると、残り6時間、とか?
協議の結果、テクニカルなトラブルへの対応力が最も高いと思われるすずめくんが家に居残り、立ち絵やその他諸々のスクリプト及びCD-Rへの焼きこみを行い、現場は自分、ミタが全力でなんとかする、という布陣を取ることとなりました。
完成次第、少部数でもよいのでコミケ開場へすずめくんが持ち込み、なんとしても売るのだ、と。

しかしその決定を下した瞬間家を出たのではすずめくんの前に積み重なるタスクが多すぎてコミケ終了までに辿り着くことはできず、全員で「ぎりぎりなんとか崩せる」くらいにタスクを切り崩して家を出て、それでもってコミケ会場に赴くと、まぁ一時間の遅刻だった、と。
結果として、その日中、自分は30分置きにすずめくんに電話をかけて励まし続け、そしてすずめくんは閉場の30分くらいに行きも絶え絶え、か満身創痍でスペースに到着し、閉場間際まで残ってくださっていたファンの方々に拍手で迎え入れられ……という最終回じみた決着を得たわけであります。

強調しておかなければならないのは、自分がしたいのはその「破天荒で活気に満ち溢れた新世代の若者たち」という偶像のお話ではないということで。
コミケに遅刻するのはスタッフさんに迷惑がかかるので、絶対にやめるべきだし。ていうか論外だよ。
我々、今年の夏コミにも申し込んだりしているけど、もう二度と当選しなくても驚かないし。

だからこれはむしろ超水道がやらかしてしまった失敗のお話として取った方がいいのかもしれない。
作品を出すことが出来ずに「超水道終わったな」なんて言われてもそれでもやっぱり作りたくて、一ヶ月でぜんぶまとめ上げて(ちなみに最初に特設サイトを上げたときは自分とすずめくん以外のスタッフはガチの未キャスティングでした。死ぬべき!)
それで最後にあったのが他人に迷惑をかけて、それでもやっぱり達成感なんて感じてしまうひとりよがりな終わり方で。
僕らにできるのは自己満足的なことだけなのかもしれないね。でも、それも仕方ないのかもしれないな、なんて風に少し諦めることになったわけでもあって。

・つまりここまでの創作はアレだったんですな

そんな始まりと終わりを持つ、「ボツネタ通り」の物語を、年が明けて手直しして、そしてAppStoreに出して、5日間缶詰になって、フェスに出して。
その終着点で、フェスで賞を取る、つまり少なくとも多くの人の心に刺さった、という結果を得たことは、とてもとても嬉しかったのです。
そして同時にそれは意外なことでもあって、
「えっ?こんな風に好き放題に作った作品を、自分たちが魂を込めたものを、評価してもらえることなんてあるんだなぁ!」
なんて風に、なんていうか改めて、自分の作ってるものって面白いものだったのか!なんて、びっくりしてしまったんですよ。
あ、でも、つまんないと思って作ってたわけじゃなくて。えっと……それとは違うんだ、なんていうか違うんですよ。うん。わかって。

しかしながら、「あ、これからも作っていいんだな、自分」という当たり前のようなそうでないようなことを思うことができた、その、とっても大事な思い出になりました。
「自分がつくる」という行為に万全の自信を持ってる人って、実は少ないと思うんです。
そりゃそうですよ。だって上手い人いっぱいいるし、なんかこう…自信なんて持てるものじゃないですよ。
でも、喜んでもらえるんですね。お話って。
誰かに届くんですね、メッセージって。
今まで思ってなかったんですよ。芯の部分ではどこか「別におれのシナリオなんざ誰も求めちゃいねぇのでないのか」と諦めてた部分があって。

でも、どうやらそうではなかったようで。支えてくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました。
まぁしかし「どーせなら敢闘賞じゃなくて大賞がよかったぜチクショウ」とか思わないって言ったら嘘になってしまうけども。それは仕方ないじゃん。
そんなこと言ったらアラブの石油王の娘に生まれたかったよ。顔は適度に可愛い感じで持病はナシでお願いします。足は短くてもいい。

・お待ちかねのビッグなお知らせ

と、そういう感じで良い感じに繋げたところで。
皆さん、明日はうかうかしてられませんよ。
いいですか、大丈夫ですか。
なんと明日、超水道に「大異変」が起こります。
起こっちゃいます。
そしてもう一つ、「大発表」があります。
発表されちゃいます。


更新は、明日の21時、ブログの公開と同時に。
どうぞ、お楽しみに。

びっくりするよ、たぶん。

ではまた!

そういえばツイートボタンを可愛くしました。
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author:ミタヒツヒト, category:デスポエム, 21:01
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