時には先々週の話を
こんばんは、ミタヒツヒトです。
そんなわけで「佐倉ユウナの上京」ですが、絶賛リジェクト中でございます。
夢の中で”2.12”という文字列が追いかけてきます。誰かなんとかしてください。

Rejectってキツい英語だなぁ、と改めて思うんですよね。だって「拒否」でしょ?
例えば女の子に”I love you”って言ったら"you are rejected" って言われるわけでしょ。
「君が好き」「うん、拒否」ってヤバくないですか。そんな流れに古傷を抉られる同世代そしてジュニアのみんなそして諸兄もいらっしゃるかと思うんですがまぁそんなことはいいんだ!

色々とAppleさんを説得する方法を探してMacの中を探していたら、ずいぶん前に書いたきりブログでは公開していなかったボツ記事を見つけたので、ここに貼っておくとしましょう。
時期としては、本来のリリース日の直前くらい、だから6月中旬くらいにブログ用に書き溜めていたものです。Rejectで公開する時期を完全に逃した、いわゆるボツ記事です。

当時はRejectされるなんて知らずにのんきに熱く語りまくっている青臭いことこの上ない記事ではあるのですが、ある種の情動があるかな、と思ったので公開します。

今日は「続きを読む」からどうぞ。
記事URLから直接来ていただいた方は「ああ、そうなんだ」と思っておいてください。
(以下テキストはDropBoxの中の無名ファイルより引用です)



こんばんは、ミタヒツヒトです。

そんなわけで「佐倉ユウナの上京」について最近ばしばし記事を書いたり書いてもらったりしているわけですが、最近めっきりブログを更新していなかったくせに何でいまになってこんなに更新するか、と申しますと。

・純粋にリリースが嬉しいのでテンションが上がっている
・作品が出る前に少しでも多くの人に作品を知ってほしい


という二点の理由があるわけです。

・いいことばかりじゃないことが重要じゃない?

特に後者については、個人のアプリ開発者ができる範囲の「広報活動の限界」に根ざしたものがあります。
今日はそういう話をしようかな、と。
別に同情を買おう、ってわけじゃないんだけど、いいことばっかり宣伝するんじゃなくて、こういうこともちゃんと言うべきで、そういうことこそ書いていくべきなんじゃないか、と思うわけで。
ものづくりって楽しいことなんてほとんどないじゃん、だからえっと、そんなことはいいんだ。

いや、なんというか、個人的に「ノベルアプリ」っていうのは、現在のAppStore的にはけっこう厳しい立場にあるというか、平たく言うと「何でお前らノベルアプリなんか作ってんの?やる気あんの?」というレベルだな、と。

・そもそもノベルアプリを求める人なんてどこにいるよ

アプリのダウンロード数を増やす方法を知っていますか。
ニュースサイトに取り上げられる?ユーザーをだまくらかしてSNSでアプリのURLをシェアさせる?
まぁどれも正しい、正しいのだが、一番の方法は、これです。

「ランキング上位に昇ること」

です。ランキングとDL数は、”ノ”←こういう感じで極端な比例のグラフを描きます。
「ひまだからアプリ探すか」ってなった時に参考にするのって、みんな、ランキングらしいですよ。知ってましたか。自分は知らなかった。

この話はもうちょっと続きます。
AppStoreに「ノベルアプリ」ってジャンルは無いわけで、そうなると何やら「ブック」とか「ゲーム/アドベンチャー」とか、そういう場所に場所を間借りするように身を寄せるしかありません。

超水道ノベルは古くから、ノベルアプリの源流たるテキストアドベンチャー系と微妙に血縁のあるような感じがしないでもない「ゲーム/アドベンチャー」に身を寄せていて、そこでならまあ頑張ればランキング上位を狙って、DL数を稼げたのですが、最近は「脱出ゲーム」なる一大ジャンルが幅をきかせていて、ランキングをちょっと駆け上ったとしても、そこが文字通りの「壁」になってしまって、上昇がストップしてしまうのです。

それでも昔はなんとかなっていたのですが、最近は多くの業者さんが生き残りをかけて囲い込みや資金を注ぎ込んだ上昇工作をするので、個人で太刀打ちできるレベルではとうてい、なくなってしまいました。

「ボツネタ通り」とか、反響は一番大きかったクセにDL数では'99を余裕で下回っていて、数字的には散々だったりします。

脱出ゲームが悪いって言ってるわけじゃあないんです。
身を寄せる場所がないってだけで、まぁそれは「求められていない」ということに違いなくて、ノベルアプリのニッチさを象徴しているわけですね。
クオリティに自信があるけど、求められていないことも知っている、的な。

それでも取り上げてくださるサイトさんやご紹介してくださるTwitterのフォロワーさん、ファンレターをくださる一部の皆さん、本当にありがとうございます。

・しないのか/できないのか

趣味でやるんなら全然いいのだと思うんだけど、超水道は一応その先にも目を向けている(ことになっている)わけで、ちゃんと考えて身の振り方とかどうしようね、って考えるべきなのかもだが、

・超水道のやりたいこととノベルアプリは非常に相性がよい
・さほど開発力があるわけもないので他のジャンルへの移住が難しい

という2つの背景がありまして、そこへの一応の答えとして、

「こうなったらノベルジャンルと余裕で心中するつもりで背水の陣で死ぬまで戦う」

と、勝手にそんな気分でいることにしています。
だって面白いじゃないですか、感動するじゃないですか。この手のノベル媒体。理屈はよくわかんないけど、価値はあると思ったんです。

「空ル」とか「ボツネタ通り」で泣きました、って、とてもとてもありがたい感想を頂くことがたまにあるのですが、「iPhoneで泣く」ってすごいことだ、と思うんです。伝わりづらくてもどかしい!
「すげぇ!」とか「おもすれーwww」っていう娯楽は世の中にあふれているし、それは本当にiPhoneの得意分野なんだけど、そこに、涙を伴うような震える心の発見はとてもめずらしいものだよね、って思うのです。

だから、ひとを「泣かせ」うる、そういう文化をiPhoneの上で展開できることに、超水道は、とても誇りを持っているのです。

だから、この場所でもうちょっと頑張ってみたい。
だから、あらゆる手段で戦う…ってほどではないけど、駄々をこねてみたいじゃないですか。

・共犯こそが作品だとか誰かがゆってた

なんていうか超水道は基本的にインドアだし友達も多くはないしソーシャルとか苦手な集団です。
それなのにトップメニューに”Twitter/facebook/LINE”のシェアボタンがなぜあるか、っていうお話をさせてください。

先に書いたような理由がたくさんあって、ランキング上位も狙えなくば一般需要もあるかと言えばそのニッチさゆえに微妙な感じの中で、われわれ超水道は、作品を読んで心に何かが残ったお客さんの口コミを大事にしたいから、という考えがあるからなのです。

心が動いた作品を誰かに薦めるあの楽しさや、輪の広がるあの感じ。それは、どんなにお金をかけた広告でも生み出せるものじゃないんだ、と、そう思うのです。

iPhoneなんて無機質な機械の上で心を動かすニッチな超水道、お金も数字もない超水道が最後に武器にすべきは、その「心」なんじゃないかと、そう思うんですよね。

超水道を次の段階に押し上げるのは、メンバーの努力だけではなく、きっと、読者の方々でもあると思うのです。
超水道とあなたで共犯して、面白いものをバンバン作っていきましょう。あなたはモノを書けないし作れないなら、応援してくださればそれでいいんです。僕らにはそれはできないことです。2つがカチあった瞬間に、我々は「ひとつの作品をつくった」と言えるのではないでしょうか。

だから、こんなことを言うのもかたじけないのですが、どうか、面白いと思ったら応援してやってください。
うん、よし、情けなさは十分伝わったぞ。

今日はこのへんで。明日はもうちょっと別の話をしようかなと思います。
ではでは。



(引用以上)


色々よくわかんない部分はあるかもしれませんが、そこはノリで補完してください。
妙に先見の明があるようなこと言ってて笑えたので公開した次第です。もはや死亡フラグじゃね。

最近のクリエイター事情ってやつは、やっぱり頭脳を駆使して、作品に対してある種冷徹に振る舞うことが必要とされているような気がするけど、こういう記事を書いてしまっている以上、それはしばらくは難しそうだなぁと思ったり思わなかったり。

ちょっと色々あって、体はともかく神経は疲れ気味ですが、頑張ります。
また続報がありましたら、ブログ更新していきます。

よろしくお願いします。








author:ミタヒツヒト, category:デスポエム, 21:26
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